【 重機関銃チームの要となった三脚架 】
【 機関銃チームについて 】 第二次大戦でドイツ歩兵部隊の火力の中心となったのが重機関銃チームです。指揮官を始め機関銃手や装填手、弾薬手など5名構成で、三脚架による正確な射撃を行いました。
【 三脚架について 】 ドイツ軍の主力機関銃として1942年から生産されたMG42で精密射撃を行うために装着するのが三脚架です。光学照準器をセットすれば最大射程3000m 以上を誇り、銃身を自動的に俯仰させて広範囲に弾幕を張ることも可能。重量約21kgと軽量なため、兵士1名が折りたたんで搬送できました。
【 服装について 】 大戦初期のドイツ軍兵士が着用していた36年型野戦服は、緑色の襟や階級章の台座など凝った細部の仕上げが特徴でした。その後、生産性向上や迷彩効果を高めるため、これらが服本体と同色に変更されたタイプは40年型野戦服と呼ばれています。