スムーズなハンドリング
高まる戦術性能
正確なパフォーマンス
(8)スライドのフロントに追加されたセレーション(ミゾ)は素早い初弾の装填を助け、
(9)ショートになったマガジンキャッチは誤動作を減らし、よりタクティカルなシチュエーションに対応。また、強固に固定された (10)タクティカルリアサイトは衝撃に強く、激しいゲーム内容であっても充分耐えうるものとなっている。
ハイキャパ4.3 タクティカル カスタム/ガスBLKガン データ
型名 ハイキャパ4.3 タクティカル カスタム
全長 199mm
重量 850g
銃身長 94.5mm
装弾数 28+1発
弾丸 6mm BB弾
ハイキャパ4.3ストーリー
100年も前に開発された.45口径ガバメントシリーズが、近年ミリタリー&ポリス・スワットを中心に再び脚光を浴び始めている。1911年からおよそ70年もの間アメリカ軍制式拳銃として活躍した.45口径ガバメントだが、1980年代から現代までその座を一時譲る事となった。しかし年々凶悪犯罪が増え続けるアメリカで、ここ数年で目覚ましい発展を遂げたボディアーマーに対し、それまで制式採用されていた9mm弾の威力不足が露呈したのである。それに対する.45ACP弾は、一撃で確実に相手をノックダウンさせるマンストッピングパワーを追求して開発された。例え相手が最新のボディアーマーを纏っていようと確実に行動力を奪える。その圧倒的なパワーに従来から信頼をおいていた軍や警察等の精鋭部隊は、それぞれの用途や必要に応じたカスタムを施したガバメントを制式採用していったのである。
元々シンプルなメカ構造を持つガバメントは、高いカスタマイズ性を持っている。装弾数の多さを武器にした.45口径ガバの最高峰と謳われる『ハイキャパシティ(多弾数)ガバメント』も、プロフェッショナル達の求めに応じて様々なスライド長、レイルの有無といった多くのバリエーションを生み出してきた。5インチクラスをガバメントのスタンダードサイズとし、最近では軽量で携帯性に優れた4.3インチのコンバットサイズが好まれる傾向にある。しかし.45ACP弾のリコイルはかなり強力で、その上銃身が短く軽いコンパクトになってくると、それだけ反動が大きく扱い辛くなってくる。そのため4.3インチの中でもフロント部の重量を稼ぎ反動を軽減させる、レイル付フルダストカバーシャーシを装備させたモデルが人気を集めているのだ。
目的の達成に重きを置いて磨かれ、プロのツールとして戦い続けてきたその姿はまさに機能美そのもの。そのストイックな姿勢は、今後も更に現場の隊員から支持されてゆくに違い無い。